Vol.4 お菓子の神様 中嶋神社

お菓子の神様 中嶋神社の御祭神 田道間守命(たじまもりのみこと)は第十一代垂仁天皇(すいにんてんのう)に命じられて、常世の国(とよのくに)より、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)(現在の橘)を持ち帰られた。(不老長寿の橘の実を持ち帰った果物が菓子のルーツと言われている)これは当時としては、菓子の最も優れたものとして最上級品とされ、やがて田道間守命はお菓子の神様(菓祖神)として祭られるようになりました。全国の菓子業者の崇敬は厚く、菓子の本社として、兵庫県豊岡市に中嶋神社があり、日本各地に分社した中嶋神社が数か所あります。

福岡県太宰府市に「菓祖中島神社九州分社」、佐賀県伊万里市に「中嶋神社佐賀県分社」、高山市に「久和司神社」、松山市に「中嶋神社四国分社」、徳島市に「中嶋神社徳島分社」、京都市に「菓祖神社」、豊橋市に「中嶋神社」など分社が建てられています。

佐賀県伊万里市の中嶋神社は伊萬里神社境内にあり、昭和30年に建立されたもので、今でも橘の木が植えられています。中嶋神社の御祭神 田道間守命はお菓子の神様として、菓子業者より崇敬されています。                                                                          

 

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